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2020.05.27 (Wed)

ランドセルに出来る防犯は?〜子どもを守る防犯ブザーのポイント

期待と不安でいっぱいの小学校生活ですね!

「おともだちはできるかな?」
「勉強についていけるかな?」

パパもママも、心配が尽きませんよね。

特に、「登下校中に危険なことは起きないだろうか…。不審者はいないかしら…。」と通学時の安全を不安に思うパパもママも多いはず。
幼稚園や保育園では送り迎えをしていたけれど、小学校になると授業の後に掃除の時間があったり、スポーツや塾などの習い事などもはじまると、毎日の送り迎えは難しくなってきますよね。

そこで、防犯対策にお子さまに持ってもらいたいのが、防犯ブザーです。
最近では、小学生だけでなく中学生や大人の女性も持つ方が増えてきました。
防犯ブザーをランドセルやバッグに周りから見えるように付けているだけで、抑止効果にも繋がりますよね。
護身のために、1個でも付けておくと安心なアイテムです。
また、防犯ブザー売り場に行くと、ライト付きやGPS機能付きだったり、軽量設計でコンパクトな小型のものなど、たくさんの種類が販売されていますね。

「いろいろな種類があってどれを選べば良いかわからない…。」
「どこに持たせるのがいちばん使いやすいのかな…。」

こんな不安も、一つひとつ解消していきましょう!
今回は、防犯ブザーを選ぶポイントや、つける位置について紹介します。


防犯ブザーのポイントを紹介します

買う前にここをチェック!

防犯ブザーと少年
防犯ブザーを選ぶポイントは、
・使いやすさ ・音の大きさ ・耐久性
この3点を意識して選びましょう。

①使いやすさ
ブザーを鳴らすためにボタンを押すタイプや、ピン抜くタイプ・ひもを引くタイプ等さまざまな商品が販売されています。

ボタン式の防犯ブザーは、とっさの場面でも押しやすく、瞬時で周囲に知らせることが可能です。
また、ボタンを押している間のみアラームが鳴るタイプや、ひもやピンなどのほかの機能とセットになっているタイプもあります。
ピンを抜くタイプのものは、ピンを元の位置に差し戻すか、電池がなくなるまで音が止まりません。
簡単には音を止められることがないので、相手の気を動転させたり、緊急の時に周囲に気付いてもらえたりする可能性が広がる点がメリットです。
また、商品のラインナップが豊富で、可愛いデザインやおしゃれなデザインも充実していますよ。
ひもを引くタイプは、ブザーから長く伸びたひもを引っ張るので、ランドセルなどに付けたときに鳴らしやすいのがポイントです。
すぐに手が届くので鳴らしやすく、引っ張った際にもピンが抜けきらないので、紛失する心配が少ないのも特徴のひとつです。
しかし一方で、何かの拍子でひもを引っ張られると、誤作動する可能性があるのがデメリットとなります。

お子さまに実際に使ってもらい、使いやすいものが良いでしょう。
簡単に止められないものが良いですが、お子さまが間違って鳴らしてしまうこともありますね。
音の鳴らし方や止め方など、操作についてはパパとママと一緒にしっかり練習しておくと安心です。

②音の大きさ
防犯ブザーの役割は、緊急時に大きい音を出して周囲の人に知らせることです。
周囲の人に気付いてもらえるくらいの大音量が出せないと意味がありません。

周囲にも気付いてもらえる音量の目安としては、車のクラクション程度の音、でしょうか。
この自動車のクラクション程度になると音のレベルは 110db(デジベル)。
周りの音にもかき消されにくい音の大きさは大体 90db(デジベル)以上と言われています。
90db(デジベル)~110db(デジベル)程度の音を出せる防犯ブザーが適切でしょう。

実際に売られている防犯ブザーは 80db(デジベル)位からで作られている製品が多いようです。
人気のキャラクターがついていたり、可愛いプリンセスやお花の模様がついていたり、おしゃれなデザインのモデルについ惹かれてしまいそうになりますが、お子さまが普段使う道路や環境なども考えて、大人の目でしっかりチェックして選んであげてくださいね。

③耐久性
子供が使うものですから、壊れにくさにも重要ですね。
丈夫であることはもちろんですが、雨の日にも対応できる、防水機能のものを選ぶとより安心です。
いざというときに壊れて鳴らないことがないよう、防犯ブザーを選ぶ際にはあわせてチェックするのがおすすめです。

また、購入時から防犯ブザーに入っている電池はテスト用で、あまり長く使えないものが多数です。
電池切れしないよう、入学前までには、新しい電池に交換して備えてくださいね。
単4電池のタイプや、ボタン電池のタイプが主流ですが、事前に確認しておきましょう!
そして、ブザーを使わなくても電池は消耗してしまいます。
時々音を鳴らして、音が小さくなっていないかなど、正常に機能するか確認しましょう。



どこに取り付けるのがベスト?

防犯ブザーのベストポジション

次に、防犯ブザーを付ける場所も大切です。

・防犯ブザーをランドセルの中に入れる
・ランドセルサイドのキーホルダーを下げる位置にぶらさげる
・首から下げる

この3つはおすすめしません。

ランドセルの中に入れてしまっては、いざという時にすぐに取り出せません。
また、キーホルダーを下げる位置だと、お子さまの手では届きにくいでしょう。
首から下げると、どこかに絡まってしまい、首を絞めてしまうような危険があります。

いざという時に身を守るため、いちばんお子さまの手が届きやすく、すぐに鳴らしやすい場所につけることが大切です。
萬勇鞄では、お子さまの胸の高さのランドセルの肩ベルトの位置を推奨しています。
防犯ブザーの中には、カラビナがついていて、フックに付けやすいものも出ていますね。

はじめから適切な位置に

お子様を送り出すパパとママ

萬勇鞄のランドセルは、はじめから肩ベルトにダブルDカンという、防犯ブザーなどを取り付けやすい場所をつくりました。
デザインにもこだわり、女の子向けの商品にはハートをモチーフにしたダブルDカンもご用意しています。

両肩に設置してますので、お子さまと一緒にどちらに着けた方が使いやすいか確認しましょう。
右利きだと左側、左利きの子には右側に付けてあげると、防犯ブザーまで手を伸ばしやすいでしょう。


楽しい学校生活を、安全に過ごせるように

ランドセル選びでは、お子様のお気に入りのものが見つかりましたか?
赤や黒だけでなく、ピンク、ブルー、アクセントに白のステッチが入っていたり、かわいい刺繍やかっこいいエンブレムがついていたり・・・。
親御さまが小学生の頃にはなかった個性的なランドセルがたくさんあって、たくさん迷われたのではないでしょうか。
そんなランドセル選びも、素敵な思い出になっていたら嬉しいです。

今はとってもお兄さん、お姉さんに見える小学生まで、お子さまもあと少しですね。
ワクワクな楽しみな気持ちと、緊張している不安な気持ちが混ざっているのではないでしょうか。

入学前に、防犯ブザーの電池交換、鳴らす練習、ランドセルに取り付けるということまでは済ませておきましょう。
パパもママもお子さまも、不安なく、気持ちよく入学式を向かえてくださいね。


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