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2022.04.13 (Wed)
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4月になり、新学期が始まりましたね。
きっとあっという間に来年になって、お子さまの入学式の日が来るのではないでしょうか?
宿題のない夏休みを過ごせるのは、今年で最後ですね。
入学説明会があったり、学校指定のノートや文房具を揃えたり・・・。
小学校入学に向けた準備はたくさんあると思いますが、ランドセルの準備をまず思い浮かべる方も多いと思います。
このコラムを見てくださっている方は、ショールームや展示会を予約してくださった方や、貸出サービスをご利用いただいた方が多いのではないかと思います。
そして、これから探し始める方も、いくつかの候補があって迷っている方も、「絶対にこれがいい!」と決まっている方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
ランドセル選びの際に、私たちがどんな方にもお伝えしたいことは、「購入する前に実際に見てみることが大切!」ということです。
カタログ請求したり、メーカーやブランドのサイトを見たり、口コミ情報を見たり比較したりすることももちろん大事です。
でも6年間毎日使うものだからこそ、お子さまにぴったり合ったランドセルかどうか、しっかり確認していただきたいと思っています。
今回は、ランドセル選びで見るべきポイントを解説します!
展示会や販売店舗行った際には、このコラムをご参考に、気になる商品をご覧になってみてくださいね。
お父さん、お母さんが子供の頃は、「男の子は黒・女の子は赤」と定番の色があったと思います。
最近では、本当に数多くののカラーバリエーションが各社から展開されています。
現在のランドセル売り場は、とてもカラフルで見ているだけで楽しいですよね!
そしてカラーだけでなく、デザインも様々。
シンプルなデザインだったり、横に刺繍が入っていたり、「種類が多すぎて選ぶのが大変!」という声もよく伺うほどです。
もちろん、子どもの好きなカラーやデザインを選ぶことも大切なのですが、ぜひ、素材にも注目をしてみてください!
では、萬勇鞄で取り扱っている3つの素材について比較しながらご紹介します。
まずは、一頭の馬のおしりの革からランドセルのフタ2枚分しか使用することができない、コードバンの紹介です。
とても希少で贅沢な素材で、革自体がとても硬いので、型崩れしにくく傷にも強いんです。
きめ細かく張りがあり、肌触りが良い素材なので、非常に上品な雰囲気のランドセルになります。
貴重な高級素材のため、萬勇鞄で販売している素材の中でもお値段は一番高いです。
せっかくのランドセルだから、最上級のものを使い続けてほしいと考えている方にはぴったりの素材です!
ぬくもりのある手触りで、使う程に味が出る牛革。
丈夫で傷に強く、吸湿性や通気性にも優れている素材です。
毎日使っていくことで身体に馴染んでいくので6年間安心して持つことができる革素材です。
先ほど紹介したコードバンと、こちらの牛革の2種類の天然皮革には、全てシボ加工を施しています。
シボ加工とは、表面に見える立体的なシワ模様のこと。
これにより、傷に強く、また傷がついても目立ちにくくなります。
最後は、人工皮革のご紹介です。
人工皮革はカラーバリエーションがとっても豊富。
そして雨にも強く、汚れにも強い、軽量で柔らかい素材です。
メンテナンスフリーであることも人工皮革の大きな特長です。
また、萬勇鞄では一部の人工皮革商品にシボ加工を施しています。
「人工皮革(シボタイプ)」と記載のあるものは、立体的なシワ模様をつけていて、さらに傷に強くなっています。
また、「パール系人工皮革」という素材もご用意しています。
人工皮革の特徴を活かしつつ、高級感溢れる光沢のあるパール加工がされています。
キラキラなランドセルを見て、ひと目で心が掴まれてしまう女の子もいるほど、人気な素材です!
ランドセルのカブセ(フタの部分)を触ってみてください。
お子さまは、親御さまが想像している以上にランドセルを乱暴に使ってしまうこともあります。
毎日元気いっぱい通学して、お友達とたくさん遊んでいたら、それは仕方のないことです。
だからこそ萬勇鞄では、ランドセルの強度もしっかりこだわって作っています!
◯コードバン(カブセ部分のみ)
強度:★★★★★
◯牛革
強度:★★★★★
◯人工皮革
強度:★★★★☆
また、ひとつひとつのランドセルに、適材適所を考えた上で素材を使っています。
例えば牛革ランドセルでは、サイドポケット・前段ポケット・かぶせ縁取り・カブセ裏には人工皮革を。
肩ベルト穴を通す箇所・内装には合皮を使用しています。
コードバンのランドセルも、カブセ以外は牛革ランドセルと同じ仕様です。
また、人工皮革ランドセルはすべて人工皮革を使用してお作りしています。
素材によって、重さも異なります。
◯コードバン:約1,500g
◯牛革:約1,400g
◯人工皮革:約1,250g
この重さの差の感じ方は、体格の違いなどもあるため、お客様によって異なります。
買ってみてから「想像より重かった・・・」なんてことにならないよう、実際に体感してみてください!
また、手に持ってみる時には、必ず片手で持って一つずつ比較してみてくださいね。
両手で持ってしまうと、右手と左手で感じ方が異なるためです。
このように、素材によってそれぞれの良さがあります。
「革の質感を重視したい!」
「とにかく軽さを重視したい!」
など、お子さまに合わせて素材を選んであげてくださいね。
萬勇鞄では、ランドセルを購入する前に実際に背負ってみることをおすすめしています。
なぜかと言うと、子供の体格などによって、フィット感・背負いやすさの感じ方が異なるためです。
せっかくお気に入りのランドセルを買うことができても、肩に痛みを感じたり、背負いごこちが悪かったりすると、思わぬ事故にも繋がる可能性があります。
毎日の通学を安心して送り出してあげたいですよね。
では、背負っていただく際のチェックポイントを紹介します!
偏った負担を感じないように、左右の肩ベルトの位置が同じになるように調整して背負いましょう。
下ベルトがランドセルの外側にきてしまうと、肩ベルトが落ちやすくなってしまいます。
ランドセルの下にくるように調整してから背負いましょう。
上のイメージのように、背中に空間があると肩に負担を感じやすくなります。
ひもを調節して、背中とランドセルが真っ直ぐになるようにしましょう。
標準は、ベルト上から2番目か3番目です。
荷物を入れて重みがかかると、肩ベルトが下がります。
空のランドセルではなく、実際に使う時をイメージして確認してみましょう!
背カンが痛い場合は、肩ひもの長さを変えてみたり、素材を変えてみたりしてください。
シリーズによっては、ヘリのある学習院型ランドセルとヘリがないキューブ型ランドセルがございますので、種類を変えてみてもいいかもしれません。
また、ランドセルをまだ背負いなれていないので、重みで肩が痛いと感じるお子さまもいらっしゃいます。
◯背中の真ん中で背負っていますか?
◯左右の肩ベルトの位置が同じになっていますか?
◯背中に空間はありませんか?
◯肩ベルトが浮いていないですか?
◯首が前に出ていませんか?
◯猫背になっていませんか?
◯腰が反っていませんか?
最近では、どのメーカー・ブランドでも背負いやすさに工夫が凝らされています。
昔に比べて教科書が厚く、量も増えていますよね。
高学年になると教材も増えますし、長期休暇の前後は荷物が多くなることも。
A4フラットファイルに対応しているサイズが主流になり、ランドセル自体も大きくなりました。
だからこそ、ランドセルの負担を感じずに毎日歩けるよう、背負いやすさが大切なんです!
萬勇鞄でも背負いやすさにはたくさんのこだわりが散りばめられています!
職人が手掛けるランドセルでは珍しい、立ち上がった肩ベルト。
背中に自然とフィットするので、走ったり階段を駆け上がってもずれにくく、長時間背負っても疲れにくくなっています。
また、背カンや背あてにも工夫を凝らし、お子さまが成長して体が大きくなっても痛くならないように、背あての通気性やクッション性にもこだわっています。
ぜひ、萬勇鞄ランドセルの背負いやすさを体感してくださいね!
いかがでしたか?
お子さまはつい、お気に入りのカラーや大好きなデザインばかりを見てしまいがちです。
素材の特徴や、背負いやすさなどは、親御さまもご一緒に、しっかり確認してあげてくださいね。
また、人気のモデルだと、時期によっては売り切れてしまうこともあります。
ランドセル選びは夏頃までに、早めに決めていくことをおすすめしています!
お子さまの小学校6年間を支える、ランドセルです。
ひとつのものをこんなに長く使い続けるのは、初めてのお子さまも多いはず。
だからこそ、ちょっとした失敗もないように、大好きな、お気に入りのランドセルを見つけてほしいと思っています。
そして、お子さまの門出に、私たち萬勇鞄がお手伝いできたら嬉しいなと思っています。
展示会では、ひとりひとりに合ったランドセルを私たちが一緒にお探しいたします。
疑問や迷っていることなど、何でもご相談くださいね。
展示会やショールームでお会いできることを楽しみにしています!
コラムの内容についてご質問等ございましたら、お気軽にお送りください。