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2016.09.16 (Fri)

萬勇鞄の優しい作りの肩ベルト

お子さまが萬勇鞄のランドセルを楽々背負える理由はいくつかあります。
立ち上がっている立体的な肩ベルトも、その工夫の一つ。
でも、どうして立ち上がっていると背負った時に楽になるのでしょう?

今回はランドセルの肩ベルトが立ち上がっている理由についてご紹介いたします。



肩ベルトが立ち上がっている秘密はウイング背カンに隠されています。


お子さまがランドセルを背負った時に、重さを支える肩ベルト。
「立ち上がっているのだって、肩ベルトに秘密があるおかげだよね?」
そう思われていませんか?

実は、立ち上がっているのは肩ベルトのおかげなのではなく、
この背カンのおかげなのです。

ウイング背カン


実はこの背カン、肩ベルトの付け根の部分に三角カンという部品を使用しています。
実はこの三角カンに、ベルトが立ち上がっている理由が隠されているのです。

三角カン

この画像を見ていただければお気づきになるかと思いますが、
萬勇鞄のランドセルは、三角カンと背カンをつなぐ部分が楕円形になっています。
ここが丸い形だと三角カンが回ってしまうため、三角カンにつながっている肩ベルトも下に倒れてしまいますが、
萬勇鞄はここが楕円形なので、パタンと倒れることなく、常に三角カンが上を向いた状態になります。
ですから、肩ベルトも常に上に立ち上がった状態でキープされているのです。



S字型の肩ベルトのおかげで、背筋がピンと伸びたままランドセルを背負えます。


肩ベルトが立ち上がっているのは、ウイング背カンが固定されているから、
ということがお分かりいただけましたか?

では、なぜ実際にお子さまが背負った時に楽に感じるのか、
今度はその秘密に迫ります。

もう一つ特徴的なのが肩ベルトの形状です。
この肩ベルトよ~く見ていただくと、
まっすぐではなく少しS字型にカーブしていることがお分かりいただけますか?

S字にカーブしている肩ベルト

このように肩ベルトが立ち上がった後にS字型になっていることで、
肩と背中にランドセルがぴったりフィットするようになっているのです。

実は背中に隙間ができてしまうと、ランドセルの重さが後ろにいってしまうので、
お子さまの重心がどうしても後ろにいってしまいます。
そうなるとお子さまもランドセルが背負いづらかったり、
背負った時に肩などに痛みを感じてしまったりすることも…。

しかし、今度はその状態からちゃんと背負おうとすると、
今度はお子さまの身体が前に傾いてしまいますので、どうしても猫背になってしまうのです。

身体がぐんぐん成長する盛りのお子さまの姿勢が、
ランドセルのせいで悪くなってしまったら悲しいですね…。


肩と背中にぴったりフィットしたランドセル


そうならないためにも、ランドセルを肩と背中にフィットさせることが大切なのですね。
身体にきちんとランドセルがフィットすると、重心がまっすぐになるので、姿勢が悪くなりません。
また、お子さまがランドセルを背負っている時、ランドセルの実際の重さ以上に軽く感じ、楽々背負えるようになります。



君の成長を見守る、萬勇鞄のランドセル


ウイング背カンと肩ベルトに隠された秘密、お分かりいただけましたか?
身体にぴったりフィットしたランドセルは、姿勢よく楽々背負えます。

どんどん大きくなっていく君だから。
君の成長をランドセルが邪魔しないように、そっと支えて後ろから見守りたいと思っています。

萬勇鞄のランドセルを背負ったお子さまが、
ランドセルの存在を忘れてしまうくらい走り回れるように。
お子さまがこの先も健やかに成長することを、萬勇鞄も祈っています。



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